夜中の電話

2002年8月1日
なかなか眠れない日々・・・
つい、つい、夜更かししてしまうんだ。
そんな時、知らない番号からの電話・・・

ついつい、とってしまう。。。
相手はバイトの社員さんM(笑)←おもしろい
また、社員さんOとのことで聞かれる。

しかも、酔っている。

「Oの事はどう思ってんだ?」
「は?何イッテンノ?」
「あいつ、結構本気だよ」
「あぁ、、、どうっていわれてもねぇ。」

それよりも、よぱっらってるアンタのほうがおもしろいよ。。。と思ってしまう。

「じゃぁ、バイトの中で誰が一番好きだ?」
「何ソレ?」
「付き合うならだれがいい?」
「う〜〜〜〜〜〜ん。みっちゃんかな?」

「みんなそういうなぁ。なんで?優しいから?でも、あいつにはリエがいるからだめだぞ。」
「わかってんよ!!」
「りえはかわいいからなぁ」
「わかってるってば!!」

なんだよ。相変わらず、おもろい。

しばらくたって、酔っ払いMさんとの電話をきってから・・・Oさんから電話がかかってきた。

私は、キット一緒に飲んでるから、またかけてきたんだと思って、電話をとった。

真剣な声だった・・・

そして、本気で何かを伝えようとしているのを感じた。
だから、最初はふざけていたけど、真面目な態度に改めた。

本気で告白された。

こたえは・・・・なんだかわからなくなった。
でも、私は「恋愛対象としてみたことがなかった」と伝えた。

また、Mから電話が来た・・・(笑)

告られた。

2002年7月9日
バイトの社員さんに告られた。
電話で。
気まずい。
私は、そうゆう気持ちはないから。
どうも、冗談っぽくはぐらかしてしまう。
なんか、本気なのかよくわかんないから、本気にして答えたら、こっちがバカかも・・・とかいうプライドで?冗談っぽく返してしまう。

今日もバイトで、「どうして俺の気持ち伝わらないんだ?」って言われて、「信用できない?」みたいに言われて、「はい。信用できません(笑)」みたいに面白おかしく返事しといた。
これって、もし、自分が本気だったらかなり凹むよね。
私としては、勝手ながら願うのは、
本気だったとしたら、本気モードで伝えてくれた方が本気で返せるから、いい。
もちろん、付き合う気はないから、普段も、勘違いさせるような態度はとってないよ。
だから、本気で言われたら、そうゆうムードでいわれたら、きっぱりと断ります。

その後、気まずいけど、それはそれってことで。

なんだか、ゆううつ。
人から想われるのは嬉しい事なのにね。
でも、「お前が好きだ」って言われて、自分はそうじゃない場合、「あぁ・・・そうなんですかぁ。ありがとうございます」で、終わりじゃないかなぁ?
その後の希望が付き合いたいとかだったら、そう言ってもらえれば、「恋愛の対象として好きではないので、付き合えません」っていえるのにね。
皆さんは、本気か本気じゃないかってどうやって見極めますか?どうやって感じ取りますか?どうやって対応しますか?
私はいつもあやふやなものにはあやふやで対応してきたので、今正に、戸惑っています。
バイトから帰る山手線。新宿方面・・・
コミコミ炸裂。ギュウギュウ呼吸困難。
今日は土曜日。今日は七夕様。

外人さんや、血だらけで登場。そんなのも有りな東京の夜。

興奮気味で話続ける。陽気な外人さん。
嗜めるように英会話する、日本人。

彼らが高田馬場で降りると、隣に座っていた私に話し掛ける。(日本語)
「ココドコ?」
「タカダノババ」
永遠に話し始める。
「いつもは一杯だけなのに、今日はイッパイ飲んじゃった。I’m stupid.」
「ハズカシイ・ハズカシイ」
「大丈夫ですか?血。」
「I’m OK!OK..」
そっかそっか。ドキドキ。
「you are Cute!!Very nice girl!」
「Ohhh…Thank you…」
「一緒にコーヒー飲もう。さぁさぁ。」
池袋について、手を引っ張っていかれた。
「Ohhh・・・Sorry・・・I must go back home!!sosososSORRY!!」
「Do you have a Boyfriend??」
「YES!YES! I have a Boufriend!!」
めっきり嘘ついときました。
こわかったぁ。フラフラ血だらけ外人!!

ちゃんと家帰れたのかなァ???
お誕生日おめでとう。
あなたがこの世に生まれて、そして、とんでもない事がいっぱいあって、死にそうになっても、それでも生きていて、そして、私と出会ってくれて、ありがとう。
あなたを産んでくれたおかぁさん、おとうさん。
あなたを今のあなたに育ててくれてありがとう。
あなたはいっぱいの愛を与えられ、注がれて、そして、いっぱいの愛を注いで、、、、ここまで、こうして今、存在するのね。
私と出会って、あなたに何かプラスになれましたか?
私はあなたの心にいますか?
1年後、2年後、10年後、あなたは私を思い出してくれますか?
あなたは、私を何回思い出しますか?

あなたとはもう会わないかもしれないけれど、
私はもう、会えなくたって怖くない。
ただ、私のことを残りの人生で一回も思い出さないとしたら、寂しいです。
私はあなたに愛を与えました。与え続けました。
知らない間に、いつもいつも注いでいました。
あなたは私に愛を教えてくれました。
あなたは私に愛を与えてくれました。
あなたは私に恋をしていたのね。
恋は愛に変わんなかっただけだね。
あなたは私に楽しさを与えてくれました。
あなたは私に安らぎと素直さを
あなたは私に苦さをあたえ、そして、痛さあたえ、悩ませ、泣かせ、困らせ、
それでも、あなたはいつも温かかった。
意地悪だけど、バカだけど、頑張り屋で優しい変人。
私は大好きだよ。そんなトコ。いいなぁって想うよ。
私はあなたのおかげで今の私がいるとも想うよ。
だから、私にとってあなたは大切な人です。永遠に。。。。。。
だから、あなたが生まれたこの日は、大切な日です。
お誕生日おめでとう。
いつまでも今の気持ちを忘れずに・・・大切に・・・
頑張るバカでいてね。そして、時には体を心を休めてね。あなたはいつも走りすぎちゃうから。いつもいってたでしょ。ちょっとは休みなよって。
お酒とタバコはやめろとは言わないから、気をつけてね。
これから夏だから、サザンだね。桑田だね。
うれしいね。ははは。

今は会えないけど、何年かたって偶然あなたと出会いたい。
私キットあなたと出会う気がする。
そんな気がする。
  

お誕生日おめでとう!!!!!!!!!!!!!
なんか、なんか、困った。
バイトの社員さんに?
「お前はなんでそんなに俺の事が嫌いなんだ?」
って聞かれた。
「別に嫌いじゃないんですけど・・・・・!」
「なんで俺じゃダメなんだ?」

「は?」

「なんで、俺じゃダメなの?ダメ?俺じゃ。」

「え?どうしたの?何が!!」

「なんで?こんなにアピールしてんのに。なんでわかんねぇの?」

「え?」

「飲みに誘ったり、一緒に新しいトコで働こうとか言ったり、同棲しようとか言ったり、いっぱいしてんじゃん・・」

「なぁ〜〜〜〜に言ってんのぉ!!ハハハハ…」

冗談でからかってんなら、やめてほしい。
バイト中にそんなこといってんの、信用する?
冗談だよね?
冗談なのに、私そうゆうの真剣に?(これもどうなんだろ?真剣なの??)質問されると、本気にとっちゃうんですけど・・・
だったら、真剣に悩んでる私って相当恥かしいじゃん。
だから、からかってんなら、そうゆうこと言わないで下さい。
本気でもないのに軽い気持ちでそうゆうこと言うのもやめてほしい。
試してんなら、他でして欲しい。

よくわかんないよ。まったく。

困る、、、、し。
私が大学生になって、大学一年のときって、出会いって今から考えるといっぱいあった様に思う。
出会いもいっぱいだし、そんでもって、出会いやすい時期だったのだと思う。新歓コンパやサークルとかでさぁ。
その中で、何人かの人に告白された。告白されなくても、「あいつはオレンジの事気になってるらしいぞ」とかいう話を耳にしたり、デートに誘われたり、華やかだった。
そう、私が一番モテた時代はキット大学一年だぞ。

でも、私は高校のときからずっっっっっっと好きだった彼がいた。(片思い)それ以上心ときめく人は現われなかった。
でも、なんかいい感じの人に出会った。
Yちゃん。
彼は天然でほのぼの系で顔は、あんまりタイプじゃなかったけど、でも、別にかっこ悪かったわけでもなかった。
電話やデートをしたけども、別にこれ以上自分の気持ちは大きくならないなぁ・・・って感じてた。
Yちゃんとお台場にデートした時、Yちゃんは私に思いを伝えてきた。
「私は、少し考えさせて」と返事をあやふやにした。・・・・2ヶ月たった。
ずっと、あやふやにしたまま、返事もせず、
私はYちゃんの友達のKが気になり始めていた。
Kには彼女がいた。メチャメチャかっこいい(私のタイプ顔)だった。
私はKの面白いところ・人に気を使えるところ・いっぱい色んなことしっているところに惹かれた。
でも、彼女もいたし、彼はYちゃんと私のこと知っているし、相談に乗ってくれていた。そして、私の仲良しの友達はKの事が好きだった。
私は、Kの事は諦めようと考えた。
でも、メールが来ると嬉しかった。いっぱいメールした。自分からも連絡取ったり、
諦めたようで、やっぱり自分の膨らむ思いは抑えられなかった。
でも、諦めていた。

2ヶ月ぐらい経って、Yちゃんは彼女が出来た事を知った。

そして、同時にKの方から連絡が来るようになった。
あるとき、いきなり、Kから告白された。
「おれは、、オレンジの事が好きだから、付き合ってほしい」
私は、ドキドキしてベットに飛び込んだ。
嬉しくて叫び声をあげたかった。

でも、また
「ちょっと、考えさせて・・・・」

問題があった。そう、私の友達だ。
でも、そのときは私の友達はKではなく、ちがうIのことを好きになっていた。そして、告白していた。

でも、私は、友達に言ってなかった、自分のKへの思いを言っておきたかった。
「私、Kのこと本当は好きだったんだ。だから、Kと付き合おうとおもうの。。。」
友達は、こう言った。
「あ・・そうだったんだ。いいよいいよ。別に、私の事はきにしないで〜。頑張ってよ〜」

私は、ソレを聞いて、私はすぐに深呼吸をしてからKに電話をかけなおした。
「あぁのね、、、さっきの返事だけど、私もずっとKのことすきだったから、今も好きだから、、、宜しくお願いします。」

私とKは意外にも恋人になった。
でも、Kとの電話を切った後に、、、
友達から電話がきた。
彼女は泣いていた。「別に二人が想い合っているなら、ソレはソレでいいんだけど、なんだか、イヤなんだ。」って・・・
どうしていいのかわかんなかった。。。。。

でも、私も想いはやっぱりどうにも出来なかった。
それを正直に言った。
彼女は、「別に付き合うなって意味じゃなくて、ただ、私のも気持ちを知っていて欲しかったんだ。」


Kと付き合うのははじまりは辛い事もあったけど、私が今の私でいるのはKの存在ももちろんある。

結局、Kとは甘い時間もあったけど、終ってしまった。

Kほど好きになれる人はいないと大声で泣いたことも合ったけど、
でも、Kよりも好きな人はそのあとできた。



フカヒレ

2002年7月3日
今日はバイトでフカヒレくっちゃった。
コラーゲン♪コラーゲン♪

新しいバイトを探しています。
皆さん、コンビニバイトってどうですか?

私は、今、コンビニかアパレルか家庭教師を考えています。

何かご意見などありましたら、ヨロピコ☆★

オレンジ★
懐かしい歌。昔はよく聴いた歌。
あんなに感情移入して、そして、励まされた、歌。
涙が流れ落ちる。



涙を手でぬぐう。

涙は消える。
頬にも涙の後はなく、次に目を向ける。



そんな道を作り出すキッカケをくれるもの。

  

嗚呼、今日も慌ただしい一日が終りを告げて、
白いため息は星のない空へ消えてゆく
繰り返す行き詰まりに時折自分を見失いそうになる
このまま矛盾の渦の中に飲み込まれてしまうのかい?

現実というデカイ壁にぶちのめされて
また優しさを捨てなければならないの?
ソレを生きる術というなら僕はそんな事信じない
もう自分をごまかすのはやめて

そう  心のままに進もう…


愛なんてものは今の僕にわかるはずもなく
けれど人を思う気持ちは誰もが持っているはずなのに
憎しみあい傷つけあい孤独に蝕まれてしまう
もう自分をごまかすのはやめて

そう  心のままに進もう…


嗚呼 今は悲しみをポケットにしまいこんで
本当の答えを見つけるために確かに歩き出す

        『心のままに』 song by ゆず

泣ける…ぜ
今日はバイトだった。
朝から、新宿にいって、明日の大学の発表のレポート作ってた。
新宿の靖国通り沿いのケンタにいった。
そこで友達と勉強しちまった。

日曜だったからか、天気が良かったからか、バーゲンだからか?よくはわからないけど、非常に混んでいました。

ケンタの中も混んでいて隣の席の人と20センチくらいの距離。

ちょうど左隣に外人の男の人(ヨーロッパ系)が座って、なんだか目があって、
こっちもスマイル、彼もスマイル。

なんだか小恥ずかしい私。

彼は、ハンバーガーを食べ終わり、席を立つ前に、持っていたカメラ(一眼レフ)を私と友達の方に向けた。もちろんピース。

さりげない異文化コミュニケーションを楽しんだ。
最近、外人が好き。

そして、バイトへ向かったのでした。
なんでだよ?なんでなんだ?
私の考えすぎか?運命の悪戯か?それとも、私を試しているのか?
なんなんだよ?

最近、私が思い出にした、元彼の情報が?耳に入る。
例えば、私とアイツの事を良く知っている人と久しぶりに偶然、偶然に話す機会があった。
「あ?オレンジちゃん!!まだここでバイトしてたの〜!!!まままま、ままっっさか、まだ●●くんと…!!!★☆★」
「そんな事あるわけないじゃないですか!ははは」
軽く答える。

ソレと同時に、一気にあの時の事を思い出す。
その人は、一緒に働いていた社員さんで、今は違う店舗にいる人で、私と彼のことを良く知っている人だった。だから、私はそのときのことを思い出してしまった。

次に、あったのが、、、
仲良しの店員さんがいる服屋に洋服を買いに行ったときのこと。
彼女は私に会うさま、こう言った。
「あぁ〜、この前、オレンジちゃんのバイト先に食べに行ったんですよ〜。でも、バイト先じゃなくて、違う店舗の○○店だったんだけどね〜ははは」
「え????○○店????」
それは、まさしく、彼の働く、彼が料理を作る店舗のことだった…
「どうでした?」
「う〜ん。すごくおいしかったぁ!!また行きたいですぅ。」
「そうですか。。」
なんだか、安心してしまった。嬉しさも同時にこみ上げてきた。
 また、私は彼のこと、今の彼のことを思い出してしまった。

そのまた次に、
私と彼が一緒に働いていた時によくヘルプできてくれた、本社の社員さんにあった。
しかも、私はたまたまその日、ヘルプでいつもとは違う店に行っていて、偶然その人と会った。ちなみに、その人は私と彼の事は知らない。
「おぁ!どっかであったことあったよね?」
「はは、、はぁい・・・覚えてます?」
「覚えてるよ〜。なんか綺麗になったねぇ。。」
「そうですか?ははは」
「あの時は店がすごく忙しかったよねぇ。」
「そうでしたねぇ。」
また、あの頃を思い出す。。。。

なんなんだ?私を試しているのか?
それでも、私は彼には連絡しないよ。そして、思い出さないよ。そう、思い出だから、しまっておく。そう、思い出だから、もう、思い出してもいい思い出だ。

なんなんだ?試しテンノか?挑戦か?受けてやるよ。私は負けないよ!!
放課後、私は学級担当の先生が会議のため、5校時に行った課題を回収する作業を頼まれた。
正に、学級の先生の代役であった。

授業も終って放課後、教室で実習記録を書きながら、未提出の生徒を待っていると、色々な子が話し掛けてきた。

実習記録を書くのをやめ、生徒たちとの話の時間をとった。

「先生、先生!これどうやって書くの?」
「先生、これ、出します。」
「先生、これでいいの?」

私は、今までにないくらい、先生気分を味わった。
皆一生懸命、課題に励んでた。

そんな中に、ヒロトくんは課題を終らせて、部活に行きたがっていた。しかし、彼は日直さんで、教室のかぎ閉め担当だった。クラスには4〜5人の生徒がまだいた。
少人数で、いつもの授業や廊下ですれ違うだけじゃ見えなかった彼らの顔がみれた。
子供っぽい顔でテレビの話やなんか色々していた。
ヒロトくんは、「先生、この本すごい、いいんだよ」といって、私に本を見せてくれた。
彼のカバンの中から出てきたものは、4〜5cmはある厚さのハードカバーの本だった。
わたし:「何の本?どんな話なの?」
ヒロト:「戦争の話なんだけど、『さようなら、おばぁちゃん』ってところがすごくいいんだよ。」
わたし:「へぇ〜、戦争の本かぁ。」
ヒロト:「うん、すごくいいんだよ。なんていう切ないし、あぁぁああぁ。」
ヒロトくんは本をめくって、その場所を見せてくれた。
ヒロト:「先生、この本貸してあげるよ。明日までに返してくれたら平気だから。」
わたし:「え?いいの?ありがとう。じゃぁ、よんでみるよ。」
分厚い本を彼は貸してくれた。

課題提出の生徒もいなくなり、彼は部活に走った。
もう、あと少しで部活活動時間も終ってしまうのに、彼は部活に向かった。

温かい空気

私も、実習生の控え室に戻った。なんだかすがすがしい気分でいっぱいだった。
渡り廊下を歩いていると、中庭でテニスをしている生徒がいっぱいだった。
その中にヒロトくんはいた。
「ばいば〜い」

この学校の生徒はみんな真っ黒に日焼けしている。
本当に真っ黒。
何でかって言うと、それは、外で部活に励んでいるからだ。
その黒さは作られたものなんかじゃなくて、ほんとうに綺麗。そして、子供らしさを更に引き出してくれている。

その夜、ヒロトくんから借りた本を読んだ。
正直いって、本当に疲れていて、眠かったけど、よんだ。実際、地元の空襲について、何人かの戦争体験者が書いた体験本であった。
戦争の恐ろしさが生生しくあった。
戦争で味わった温度や恐怖、不安や別れ、死・飢え、悲惨さが描かれたものだった。

ヒロトくんが言っていた「さようなら、おばぁちゃん」のところに差し掛かった。
よんでいると、確かに、切なく、そして、恐ろしいものだった。結局、おあばぁちゃんは、一人今まで住んだ家に残り、家族はソレを助ける事が出来ず、そして、逃げず自分で家に残ったおばぁちゃんの気持ちをくんで、お別れした。
そんな、お話だった。

私は、戦争は恐ろしいものという概念しか知らない。
実際の体験をしていないけど、様々なマスメディアから戦争のおそろしさは知っていた。
しかし、この本からは生の声が聞こえたような気がした。
そして、きっとヒロトクンもそうかんじたと思う。

戦争を嫌なものとして、実感し、それを言えるそんな男の子、、、人間であるヒロトくんはどんなおとなになるのか?そして、今のまんまの気持ちを忘れないで欲しいと思った。

次の日、ヒロトくんに本を返した。
ヒロト:「先生どうだった?よかったでしょう。。」
ここで言う、ヒロトくんのよかったは、キット、色々な感情があって、感じられて、感じるものが多いこの本に対しての感想だと思う。
わたし:「戦争って本当にいけないものだね。おばぁちゃんのところ、かわいそうでかわいそうで・・」
ヒロト:「うん。僕なんてかわいそうで涙が出そうになった。」
やっぱり、そんな純粋なココロをもっている彼なんだよね。

わたし:「でも、この本、分厚すぎて、実は先生まだ最後まで読んでないんだよね・・・」
ヒロト:「そうなんだ。そうだよね。僕もまだ全部読めてない。先生、今日もまた貸してあげるよ。」

私は、彼に、何かしてあげたくて?それとも、自然とかな??よくわかんないけど、図書館で絵本を探して、彼に渡した。
その本は、戦争にまつわる、外国の絵本だった。

彼は、最後の日に、「この本、ほんと〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に、よかった。ありがとう、先生。」って言ってくれた。

私は、、またあったかい気分になった
ヒロトくんは、クマさんみたいな男の子だ。
優しくて、かわいくて、素直で、
テニス部で、どちらかというと、大人しい感じ?秀才タイプの男の子だ。

ちょうど、実習初日、
調べ学習という、生徒が興味を抱いたものについて、生徒自信が図書館やインターネットを使って調べていくという授業をしていた時、

私は生徒と始めて仲良くなった。そんな気がする。

そんな中にヒロトくんがいた。彼は、何について調べようか迷っていた。ソレを一緒に考えた。

わたし:「何にしようかねっぇ?」
ヒロト:「どうしよう・・犬について調べたいんだけど、詳しくのっいる本がないんだよ」
わたし:「そっかぁ、じゃぁこれなんかどう?」
ヒロト:「あぁ!おもしろそう」

そんなスマートなやり取りじゃなかったけど、最終的には、そんな感じで、コミュニケートをした。
ヒロトくんとは、それ以降、よく話をした。

よく私も席のとこに来て、話したそうだった。
でも、話し掛けられないっていう雰囲気だった。
私は、ソレを察知した。

自分にも思い当たる節がある。
教育実習生に始めに話し掛けるのって、結構中学生ぐらいになると、他人の目が気になったりもした。
そんな感覚を経験した人って多いと思う。

私は、嬉しかった。

だから、いっぱい話したんだ。
あるときは、一生懸命にペン回しを練習して現れた。
「先生、見てみて!」
出来てないけど、必死にペン回しをやって見せてくれる。
「ヒロトくん。こうやるんだよ。」

「わぁぁ、すごい!!どうやんの?」
私が教えてあげると、また一生懸命になって練習した。


授業中、ちょうど、参観だったので、ヒロトくんに目を向けると、
必死になってペン回ししてた。

ほほえましい。
なんにでも一生懸命で、かわいい。

授業が終って、ヒロトくんは私のほうにきてこう言った。
「先生、授業中練習してたら、やりすぎて目が回って、気持ち悪くなっちゃった。」
「ははは。先生見てたよ。ず〜〜〜〜〜〜〜っとやってたでしょ。」

そんな、和やかな時間を与えてくれた。
ヒロトくんは、私にまだまだたくさんの時間をくれた。

         まだまだ、つづく★
「先生、自信がありません。。。。。」
「大丈夫、大丈夫!」
何を根拠にそんな事言えんの?って感じだった。
私は、逃げたくて仕方なかった。本当に、朝の朝礼で、倒れてやろうと思った。(実際、本当に倒れそうだった)
そしたら、みんな心配してくれて、そんでもって、授業もしなくていいかも。。。。
って、思った。
でも、出来なかった。先生にも迷惑になるし、
そんなんできなかった。
結局覚悟を決めて、重く大きな地球儀と懐中電灯に用意した何十枚ものプリントと資料を担いで、1年1組に・・・・

震えは止まらない。
喉はカラカラ。

生徒は興味津々。

鐘が鳴り、授業の挨拶。
「これから、社会の授業をはじめます」(号令係サン)
「はぁ〜い」(みんなの声)
「おねがいします」(全員)

最初は声も振るえ、でも、前回の復習からだったから、順調だった。

導入も終って、最初の展開も順調。

一番大切な、今日の内容に近づくと共に、
教える順番を間違えたり、抜かしたり、戻ったり、
黙ったり、
で、生徒は「?」顔・・・・・

そりゃそうだ。

私は、もう、どうにでもなれって。。。
無責任にそう思った。
とりあえず、私のできる事だけしよう。
って、本当に無責任に思った。

一方的に説明して、質問して、
それでも、生徒はあったかかった。
ちゃんと手をあげてくれるの。
それで、答えてくれるの。

周りでは、「え?なにやんの?今?」
     「わかんない・・」
とか、聞こえた。
でも、考えようとしてくれて、
私を助けようとしてくれるの。
本当に自分が嫌になった。

これまでにないくらいの・・・・・・

あぁぁぁああぁ、こんなにいい子たちに。。。。
って、思った。
ソレと同時に、私って、出来ない人だと思われたかな?って汚い小さいことを考えてた。

授業が終って、一目散に逃げた。
ササササッて。

「あの子達に顔向けできない・・・」
そう思った。

指導教官は、こう言った。
「最初だったから、緊張もしたでしょう。でも、生徒たちチャントわかってたよ。」
「絶対そんな事ないです。本当にダメでした。」

先生は、褒めてくれたけど、私は、1ミリもそんなことを信じられなかった。
「まぁ、次の授業まで、時間があるから、教材研究をもう一度して、落ち着いてね」って・・・・
「優しいなぁ。」

私は、次の授業まで、本当に必死になってた。
1回やった授業で、ちょっと授業の実際のイメージができたから、それと流れとか、反省を踏まえて、必死になってた。

次の授業は1年4組。

「絶対に、あんな授業はしないぞ。納得いくのをやろう。ダメなところはダメじゃなくしよう」

そうココロに決めた。

1年4組。
なんだか、緊張は変わらないけど、自信がなくはなくなった。

生徒は相変わらず、興味津々。
私は、ハキハキと流れを間違えないように、頑張った。
余裕も出来てきて、?????
生徒のペースに合わせる話も出来た。
それで、生徒は笑ってくれた。

「今、日本は12時だから、セネガルは今何時?」

一人の男子生徒が質問してきた。
「じゃぁ、みんなデ考えてみよう。」
ちょうど、セネガル戦だったから、みんなも興味津々で一緒に考える。

「そうだね、今夜の9時だ」
「じゃぁ、ちょうど、セネガル人はエッチなことしてるな」(ヤンチャボウズ)
「そうだね。」(私)
ははははは。
みんな、和んだ。

結構、このクラスは和やかに、勉強できた。
色んな問題も一緒に考えて、進めた。

私も完璧ではないけど、ひとまず、安心した。

授業が終って、片付けていると、一人の女子生徒がよってきた。

「先生!今まで地理の授業好きじゃなかったけど、今日の授業楽しかった。地理が好きになったよ」

私は本当に驚いた。そして、ウレしかった。
「本当に?ありがとう。先生緊張して、美味く出来なかったよ。次はもっと頑張るね、」

嬉しくて、嬉しくて、どうしようなかった。

 
初めての授業

ソレはソレは、すごいものだった。
何がすごいって、最低だった。私の授業。

前日から、もういっっぱいいっぱいで、でも、指導案を書いて、それで、セリフを考えながら、教材研究をして、それで、時間配分を考えて・・・・
でも、やった事のない、授業はイメージが膨らまない。
膨らまないどころの騒ぎじゃなくって、イメージが出来なかった。

生徒はどんな質問を投げかけてくるんだろう?
生徒は面白いっておもうかな?
生徒はこれで理解できるかな?
生徒はこの流れで、わかりやすいかな?
生徒はこの質問で、考えられるかな?
ここで文章読ませたほうがいいかな?それとも、私が説明しながら読んじゃったほうがいいかな?
前回は何処まで授業進んだんだっけ?じゃぁ、この復習問題をどのくらいだしたらいいかな?
これで大丈夫かな?

っつうか、教材研究ってなに?

本当にパニクッタ。
私の指導教官は、忙しい人で、結構ほったらかしだった。優しいいい先生なんだけど、厳しい人だった。
だから、前日になってもほとんど軽い打ち合わせで終って、あとは「じゃぁ、頑張って教材研究してね」で終ってしまった。

私は寝ないで、一つの授業のために何時間も考えた。

それでも自信がなった。最後まで、授業のイメージが出来なかった。
不安で不安で、倒れそうだった。
怖くて怖くて、震えが止まらなかった。
逃げたくて逃げたくて、色々考えた。
喉がカラカラだった。

生徒のあいさつは聞こえてなかったように思う。

終いには、教科書の答えが間違ってて、自分の答えと何回やっても同じになんなくて、私は今まで何を勉強してたの?って焦った。
間違ったやりかたを教材研究してたの?って焦った。

朝、早く学校へいって、指導教官に、
「先生、どうもこの答えが合わないんですけど、、、」
って、今にも泣きそうな顔で言った。
一緒に考えてくれて、結局、教科書に載ってた答えが違った事がわかった。
私のやり方で合ってた。

それでも、私からは、不安と恐怖と自信のなさは消えては行かなかった。。。。。

               まだ、つづく
教育実習を振り返って、
得るものが多い日々だった。

生徒は、元気で純粋で、素直だった。
始めてみる、授業参観で、
「時代は変わったなぁ・・」
って思った。
なにが変わったかっていうと、やっぱりITの浸透に国際化が交わって、それに授業体系も大きく違った。
それに、先生が生徒と交わる時間?関わる時間が多いように制度がなされてた。
世間では、生徒と教師の親密化・少数指導が叫ばれてるけど、正に、そうなってる。
それに、私が生徒だったときよりも、数倍授業が面白くて、興味深いものだったように感じられた。
板書も少なくなって、教科書はカラフル。自分で調べる学習とか、本当に変化があった。
でも、先生はよく言ってた。「生徒の学力低下は深刻だよ」って。
実際に、私も授業を見たり、教えたりしていて、そう思った。
でも、子供は一生懸命だった。
かわいい。

私は、結構人見知りで、生徒とも何を話したらいいのか?って思ってた。年も違うし、本当に何はなせばいいのか?わかんなかった。

慣れるまでは、とにかく、「明日はもっとカラムぞ!!」って思ってた。

生徒は、若い私に興味を抱いてて、教育実習生ってのは一瞬アイドルになれるから、私が努力しなくても、いろんな話をしてくれた。
そうできない子も、あいさつはちゃんとしてくれた。
毎朝、毎朝、ソレが嬉しかった。
元気に「おはようございます」
テレながら「おはおうございます」
キラキラした目で「おはようございます」
それだけで、がんばんなくては!!
って思えた、私のエネルギーの源になってたように思う。
とにかく、私は、実習中に頑張ろうって思ってた。
でも、実際には、体力的にも精神的にも本当に限界だった。だから、時々、「あぁ、疲れた。ちょっと休憩だ」って気を抜いたりもした。
そんな自分にダメなやつだなぁ。って思ったりもした。

初めての授業は・・・・・つづく・・・・

教育実習終了

2002年6月15日
教育実習が終りました。

感動と別離の寂しさで

今は「無」です。

本当にありがとう

みんな!!

詳しくはまた書きます。

とにかく、よかった。^^

JOE & BOYZ ?MEN

2002年5月29日
今日は、JOEのライブにいってきた。
かなり「かっこいい」
かなり「かわいい」
それがJOEだった!!!!!!!!!!!!!

彼の歌声は胸に響いた。
YO JOE!!

つうか、最初に「みんなのノリが悪いからって、JOEがいったるよ」

「もっとノラないと、でないってさ!!」

って、黒人の社長さんに言われて、みんな頑張った!!

JOE〜★出てきた出てきた!!
かっけ〜!!!

「I Love sexy girl★☆」

おちゃめ!!!!

ちゅうか、そこに、ゲストであの、あの、
あああああああああああああああああああ
ののののののののののののののののののの

BOYZ ? MEN

びびった。

すんげぇよ。あの歌声は!!!
まさに鳥肌。そして、涙。

前から3番目くらいで観たよ。
目の輝き・手のしわ
全部見れた。

歌声はサワサワ・ドックンドックン

一生忘れないぜ〜。  
今日は「教育実習の事前打ち合わせ」に
母校に行ってきました。

私は、幼い頃から「先生」になる事が夢だった。
次第に薄れてきたけど、教育実習生になることは薄れなかった。

おかしな話〜

教育実習の先生になるのが憧れだった。

でも、実際、現場で働く教師の話は非常にためになる。興味深いものに感じられた。

私は、生半可な気持ちで実習をしたくないと感じた。当たり前の話だけど、改めてそう思った。
確信。
何かを得る事もしたいし、子供たちとふれあいたい。
それに、私の話を聞いてなにか興味を一つでも抱いてもらえたら、本当にこれ以上のことはないと思う。そんな大それた事、2週間じゃ無理かもしれないし、そんなの私じゃ、無理かもしれない。

でも、ソレくらいの気持ちで望みたい。

正に、これ以上ないくらい頑張りたいのだ。

そんで、自分に自信を再生させたい。
それも本音。

でも、なにより仲良くなりたい。

教材研究一生懸命して、おもしろい授業をしたい。
掃除とかも誰よりもがんばっちゃう。
あいさつなんて誰よりも先にしちゃう。
基本を忘れずにいたい

そう、そう。

私って単純だわさ

2002年5月10日
今日もバイト〜

私って単純だと思った事。
一年ぶり(久しぶり)にあった社員さんに
「え?誰かと思った〜。」

「?私だって!!蓮見さん!!わすれちゃったの?」

「そうじゃなくって、なんつ〜か、きれいになったね〜」

「!!!!!!」

「まじで〜〜〜〜?またまたぁ」
と、いいつつ、ニヤケル。私・・・・

でも、うれしいよね、こうゆうのって。
その日は、嫌な事もあったけど、わすれちゃった。
オホホホホホ☆☆☆

単純でいいね。私?良くないって?

いや、いいじゃんね。

ガッカリ・

2002年5月7日
GWも終りし。
部屋の中は、散らかって、
ベッドの上には丸まった、毛布とクッション

パソコンの周りには、いつだかとった笑顔のプリクラ
床には、雑誌の山
テーブルの上には、飲みかけのコーヒー

壁には、自分で撮った色んな思いで写真
笑ってる・・・・
はしゃいでる・・・・
そんなに何が楽しかったの?
ねぇ?不安とかってあったっけ?
ねぇ?嫌な事とかってあったっけ?
ねぇ?

あの頃の方が、今の数倍動いてた。
バイトに遊びに恋に学校…オシャレにダイエットに
新しいものへの好奇心
部屋の掃除に、汚れた洗濯、食器の片付け…

好きな香水に好きな色…
痛い恋に汚い大人…

満員電車によどんだ空気・・・ 

でも、一生懸命楽しんでる…
そう、そう。

わかってるよ。

今の私は、過去の私が見たら、、、、、
きっと。絶対。
ガッカリスルッテ


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